北九州市内とその近郊で楽しめる おすすめの文化体験アクティビティ
数世紀の間、北九州市は、貿易ルートの交差点に位置していたため、多方面から文化的影響を受けてきました。日本の文化と中国、韓国、西洋諸国の文化が混ざり合い、この街は九州及び日本全国における文化活動の拠点となっています。
九州鉄道記念館
九州鉄道記念館は、週末も含めて毎日午前9時から午後5時まで開館しており、北九州市の文化的見所として、真っ先に挙げられます。記念館の建物は、かつて九州の鉄道会社の本社だったもので、日本の鉄道網の発達について学ぶには最適な場所です。
この記念館は、本物の駅のように番号がふられたプラットフォームや待合室があります。また、日本最古の機関車のモデルが展示されています。子供達のために模擬電車があり、鉄道に関するクイズなども行っています。
北九州市自然史・歴史博物館
世界のどの大都市にも、自然史博物館があり、北九州市も同様です。この博物館の開館時間は、先述の鉄道記念館と同じで、等身大の動く恐竜たちがいます!
この3階建ての建物は、屋内と同じく、屋外も大変印象的です。何百万年もの昔に、地球に存在していたティラノサウルスや、他の絶滅した捕食動物たちの骨格模型があるのです。また、国内および海外からの来場者たちは、ガイド付きツアーによって、北九州市における人類の歴史についても詳しく学ぶことができます。
宇佐神宮
宇佐神宮は、北九州市内にあるわけではありませんが、宇佐から南へ電車ですぐのところにあります。この歴史的な場所には、最も有名な神道の神殿の一つである宇佐神宮があります。この神社には、戦士の神「八幡神」が祀られています。
当初8世紀に建立されましたが、現在の建物は、1800年代のものです。観光客や参拝者は、境内の静けさ、広い参道、池や小さな橋のある日本庭園などを楽しむことができます。
門司港レトロ
そして最後に、絶対に外せない北九州市の観光スポット・門司港レトロです。ウォーターフロントの門司港の一画にあり、九州全体でも観光客に一番人気となっている場所です。
この地区は、19世紀いっぱい、国内ばかりでなく国際的な港として栄えており、文化の発祥の地となっていました。
現在では、ここの建造物が人々を魅了しています。中でも、旧門司駅は、ローマのテルミニ駅のレプリカとして建造されており、最も人目をひく建物です。この地区全体を見て回るには、約1時間ほどかかりますが、途中、博物館やアートギャラリーで休憩したり、小さな喫茶店で一服したりすることができます。
文化的な見どころが、北九州市内や近郊にたくさんあります。この市の豊かな歴史が、一帯の建築物に当時の面影を残しており、今日、地元の起業家たちによって復興されつつあります。