北九州で最もおすすめのレストラン
100年以上の間、北九州という港町は、交易ルートの交差点となっていました。それゆえ、西洋文化と東洋文化が入り混じった料理が、この「文化のるつぼ」の地で融合してきました。一部の人気料理は、北九州の地で生み出され、現在では、北九州の老舗レストランや名店にて、その味を堪能することができます。
うつつ
うつつは、正式にはバーですが、カフェでもあり、レストランバーでもあります。黒崎駅に近いため(黒崎町2-9-2)、旅行者の人気スポットとなっています。このバーは、2018年に、北九州市のホスピタリティ業界でよく知られている限海陽介氏によって、創業されました。
うつつは、お酒が好きな方に人気の場所で、お酒類と定番の前菜やおつまみ料理を提供する典型的なバーです。メニューは、ポークシチューから野菜と果物のサラダまで、種類豊富です。お客さん同士がちゃんと話ができるように、5人以上のグループは店内には入れません。
鶴田町南宮
新しく仲間入りしたレストラン・鶴田町南宮は、神社の境内に店を構えています。小倉北にある焼き鳥屋さんで、南宮神社の片隅にあります。
このロケーションが、この店の最大のうたい文句の一つですが、もう一つの目玉がメニューです。炭火焼の鳥料理がたくさん用意されています(正確には18種類もある)。近くの旦過市場から仕入れている新鮮な食材が使われているので、お肉がとてもジューシーで美味しいです。
旦過うどん
旦過市場といえば、市場の中にも、とても美味しいうどんとおでんのお店があります。中でも、旦過うどんは、30年以上もの間、地元の人々に親しまれています。入り口には、赤提灯がぶら下がり、店の中から漂ってくる魚の匂いと共に、つい足が向いてしまいます。
小倉駅にほど近いこのレストランは、主としてうどんを提供し、そのスープは数十年にわたって改良を続け、味を極めたものとなっています。どのメニューの麺も、毎朝手打ちされるため、常連さんを惹きつけてやまないもっちりした感触が出るのです。
うどん家久兵衛
うどんといえば、小倉北に全ての材料を毎日一から作る店があります。うどん家久兵衛の職人たちは、豊前うどんの麺を打つエキスパートです。この麺は、讃岐うどんや博多うどんと違って、水分を豊富に含んでおり、伸びのよい麺です。
毎朝自家製で作られる新鮮な麺のほかに、出汁は、かつおぶしと羅臼の昆布から取って作ります。最もよく売れている看板メニューは、ごぼううどんです。「珍しい」うどんを食べてみたいという観光客の方であれば、ぜひ地元名物の久兵衛うどんを試してみてください。
今是-conze-
最後は、ハンバーガー屋です。今是(こんぜ)-CONZE- はカフェですが、北九州市の他の場所では食べられない、エイジドビーフ(熟成ビーフ)のハンバーガーを提供しており、いつも常連客で賑わっています。
門司港地区にあり、開業から4年間ずっと、エイジドビーフ、ナチュラルワイン、日本茶などを提供しています。
ビーフ料理以外にも、あっさりしたミルクティーとバスクチーズケーキのセットもオススメです。
北九州市の名店レストラン・トップ5だけをご紹介しましたが、まだまだ美味しい食事処が多数あります。北九州市が誇る多彩かつ独自の歴史により、他の同規模の市と比べて、ずっとバラエティーに富んでいます。